「平行陣」
テニスのフォーメーションには、日本固有の「雁行陣」という兵法で使われた陣形、即ちフォーメーションがあるのです。
しかし、近代的テニスが行われ始めた1975年頃から、アメリカを中心としたハードプレーに移り、テクニックを必要としたネットプレースタイルは影をひそめるのですが、ダブルスでは逆にサーブ&ボレーが主流となり、雁行陣スタイルより、平行陣で攻撃するフォーメーションを取るようになります。
最近ではIフォーメーション(アイフォーメーション)も使われています。
横に二人が平行になって、ネットに詰めた状態です。速いテンポで、ボレーの応酬に見応えがあります。
最近では、女性もゆるいボールでの2人でネットに出て試合をしている姿をよく見ます。
ロブがうまくないので効果があるのでしょね!
(山田龍彦)